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マイルが貯まる法人クレジットカードを紹介。選び方や貯めるコツも

マイルが貯まる法人クレジットカードを紹介。選び方や貯めるコツも

法人クレジットカードを利用すれば、日々の経費の支払いや航空券の購入でマイルが貯まります。年会費やサービス内容に注目し、自分に合ったカードを選びましょう。法人クレジットカードの選び方とマイルを貯めるコツ、注意点を解説します。

山口真導 サイト管理者の紹介
山口 真導 (株式会社アカウンタックス 代表取締役)
公認会計士・税理士 『起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン』など節税や資金繰りを著書、YouTubeチャンネルによる動画配信するなど社長の手取りをトコトン増やすセミナーなども開催など資金繰りの悩みを節税対策と銀行対策で解決する専門家として活動。

 

マイルは何に使える?

マイルは何に使える?

クレジットカードを利用するとマイルが貯まります。貯まったマイルは一体何に使えるのでしょうか。上手く活用すればとてもお得なマイルについて、使い道を整理しましょう。

航空券に交換できる

クレジットカードを利用して貯めたマイルは、航空券に交換できます。国内大手航空会社であるANAとJALのマイルは、それぞれの航空会社が運航する国内線・国際線の航空券と交換可能です。

大抵の場合、マイルをポイント還元率が高い航空券に交換するとお得といえます。マイルで航空券を手に入れられれば現金が減らないため、法人としても経費削減が可能です。

 

航空券のアップグレード

貯めたマイルは航空券そのものと引き換えられるだけでなく、航空券のアップグレードにも使えます。

座席がエコノミークラスの場合はビジネスクラスに変更したり、手荷物量が超過した際に支払う手数料に充てたりと、飛行機での移動をより快適にするためのオプションに利用できるのです。

航空券は、アップグレード可能なものとそうでないものがあります。飛行機の座席数に限りがあるため、アップグレードできる席数も決まっている点に注意しましょう。

 

商品やギフト券、電子マネーにも

クレジットカードの利用で貯まったマイルは、商品やギフト券、電子マネーなどに交換できます。

航空券の交換や座席のアップグレードには一定以上のマイル数が必要ですが、商品やギフト券、電子マネーであれば、今保有しているマイル分だけ交換可能です。保有マイルが比較的少ない場合でも、無駄なく使い切れるでしょう。

あまり飛行機で移動しないという人であれば、全国共通で使えるギフト券に交換しておくことをおすすめします。事業で出費が発生したとき、現金を出さなくてよいため経費削減につながります。

ANAやJALの用意する体験イベントや商品との交換も可能です。

 

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法人クレジットカードでマイルは貯まる?

法人クレジットカードでマイルは貯まる?

クレジットカードを使うことでマイルが貯められますが、事業運営に使う法人クレジットカードでもマイルが貯められるのかどうか、気になっている人もいるのではないでしょうか。

法人カードを使うことでもマイルは貯まるのか把握しておきましょう。

法人カードでも貯めることが可能

JALやANAのマイルが貯まる法人クレジットカードを選べば、マイルを貯めることができます。特に個人カードに比べて支払額が高額になりやすい法人クレジットカードであれば、マイルを効率よく貯められるでしょう。

国内大手航空会社であるANAとJALのマイルが王道ですが、ごく一部の法人カードでは、デルタ航空のスカイマイルなど海外の航空会社のマイルを貯められるものもあります。

航空会社はそれぞれ『マイレージプログラム』を設けており、JALの飛行機に乗ればJALのマイル、ANAの飛行機に乗ればANAのマイルが貯まるようになっていることもポイントです。

マイルの種類に合わせて航空会社を選べば、効率よくマイルを貯められるため意識して利用しましょう。

 

直接マイルを貯めることはできない

法人クレジットカードとマイレージカードは異なるため、法人クレジットカードでは直接マイルを貯めることはできません。クレジットカードを使って支払いをして貯まったポイントを、マイルに移行するという仕組みです。

ポイントとマイルの交換ではレートが決まっているほか、交換に手数料が発生したり、有料の特別なコースを選ぶことでポイントの交換レートを変動させたりする仕組みを設けている法人カードもあります。

 

マイルの還元率をチェックして

マイルの還元率が高く設定されている法人カードほど、効率よくマイルを貯められるためおすすめです。

支払額1,000円で1ポイント付与されるより、100円で1ポイント付与される方がポイントの貯まるスピードが速くなります。さらには、数百円の支払いも端数として切り捨てられることがないため、無駄なくポイントを貯められます。

カードの利用金額に対してどれだけのポイントが付与されるのかに加え、ポイントをマイルに交換する際にどれほどのレートなのかに着目しましょう。

 

法人クレジットカードを選ぶポイント

法人クレジットカードを選ぶポイント

法人クレジットカードといっても、その種類はさまざまです。発行しているクレジットカード会社やカードのランクによって、年会費や付帯サービスも異なります。何を基準に法人クレジットカードを選べばよいのか確認しましょう。

年会費や手数料で選ぶ

法人クレジットカードを選ぶ際、まずは年会費に注目しましょう。マイルが貯まりやすいカードだとしても、年会費が高ければ維持だけで負担になってしまいます。

年会費の金額と、付帯サービスやポイント・マイルの還元率の高さを比較し、メリットの方が大きければ選ぶとよいでしょう。

手数料もカードを選ぶ際に重要です。貯まったポイントを交換する際に手数料がかかる法人クレジットカードもあるため、ポイントの還元時にいくらかかるのか確認しておきましょう。

ポイントが貯まっても高い手数料を支払うことになるのであれば、お得感は半減します。

 

特典やサービスで選ぶ

付帯する特典やサービスも、法人クレジットカードを選ぶ際のポイントです。特に法人クレジットカードは個人向けカードとは違い、ビジネス向けのサービスが充実しています。

施設利用時に割引されるサービスや、国内外の移動で使える旅行傷害保険、空港ラウンジを無料で利用できるサービスなど、経営者自身が利用するのはもちろん、従業員の福利厚生としても活用できます。

とはいえ、あまり旅行をしない人が高額な旅行傷害保険やラウンジ利用のサービスを付帯されても意味がありません。自分のビジネスに合った特典・サービスを選びましょう。

 

利用限度額で選ぶ

法人クレジットカードを選ぶ際は、設定されている利用限度額が自分の事業に合っているものを選ぶことが大切です。

事業規模や業種にもよりますが、一般的に法人は個人と比べて毎月の利用額が大きくなります。すぐに利用限度額に達するクレジットカードでは、経費支払いの際に不便です。

法人にとって、クレジットカードで経費を支払えることは、資金繰りにも役立ちます。手元に現金がなくても必要なものを購入し、1~2カ月後に収益が出てから支払いを行うというやりくりが可能だからです。

毎月いくらくらいの支払いになるかある程度予想してから、法人カードを選びましょう。

 

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ANAマイルが貯まる法人クレジットカード

ANAマイルが貯まる法人クレジットカード

法人カードによって、貯まるマイルは異なります。ANAのマイルを貯めたいという人におすすめの法人クレジットカードを三つチェックしましょう。

ANA JCB法人カード

ANAのマイルを効率よく貯めるなら、ANA JCB法人カードが候補に挙げられます。航空券の購入時に利用すればマイルが貯まるほか、『区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%』のボーナスマイルが加算されるのです。

ボーナスマイルの加算率は、一般カードは10%、ワイドカード・ワイドゴールドカードは25%と、カードランクによってポイントの付与率も変わります。

さらに、利用料金1,000円(税込)ごとに、JCBのポイントである『Oki Dokiポイント』が1ポイント貯まります。1ポイント=10マイルに交換可能で、ワイドゴールドカードなら、ポイントをマイルに移行する際の手数料が無料です。

また期間限定の入会キャンペーンではお得なマイルプレゼントも行なっているので、HPをチェックしてみるのがおすすめです。

公式サイト:ANA JCB法人カード

 

楽天ビジネスカード

ネットショッピングを頻繁に行う場合は、楽天ビジネスカードがおすすめです。個人口座を利用する楽天プレミアムカード(年会費11,000円・税込)に加え、年会費2,200円(税込)の計13,200円(年間)で利用できます。

楽天ビジネスカードを利用して楽天市場で買い物をすれば、通常は100円ごとに1ポイントが貯まるところ、最大5倍のポイントが加算されるようになります。貯まった『楽天ポイント』は、『楽天PointClub』で申請すればANAマイルに交換が可能です。

楽天ビジネスカードはETCカードを複数枚発行できるほか、国内・海外旅行傷害保険、ラウンジの利用など、ビジネスに役立つサポートが複数あります。複数枚の発行ができないので、個人事業主自身が持つビジネスカードとしての利用に向いています。

公式サイト:楽天ビジネスカード

 

ANAダイナースコーポレートカード

ANAダイナースコーポレートカードは、支払いによるポイントを代表者に集約でき、いつでもANAマイルに交換できます。カード入会時にもれなく2,000マイルが付与され、以後、毎年2,000マイルがプレゼントされるので効率よくマイルが貯められます。

日常的な法人カードの利用で100円の支払いごとに1マイル付与されるほか、Edyチャージや利用200円ごとにも1マイル付与されます。

またカード利用で貯まったポイントは、ANAマイルに交換手続き後、5営業日ほどでマイルに移行されます。

国内外にある1,000カ所以上の空港ラウンジの無料利用、最高5,000万円の傷害死亡・傷害後遺障害保険金の付帯など、グローバルに活躍する法人に役立つサービスが付帯されています。

公式サイト:ANAダイナースコーポレートカード

 

JALマイルが貯まる法人クレジットカード

JALマイルが貯まる法人クレジットカード

JALのマイルを積極的に貯めたい人のために、おすすめの法人クレジットカードを三つ紹介します。マイルの貯まる効率に加え、ビジネスに役立つサービスの付帯にも注目しましょう。

JAL法人カード

JALのマイルを貯めたいならJALが発行する法人カードを検討するとよいでしょう。JAL法人カードも、航空券購入時に法人クレジットカードで支払いをすれば、通常のマイル付与に加えて、ボーナスマイルが発生します。

年会費は普通カード2,200円、CLUB-Aカードでは11,000円で、普通カードでは初めて飛行機に搭乗する際に1回のみ1,000マイル(CLUB-Aカードは2,000マイル)が付与されます。

また、毎年初回の飛行機搭乗時に1,000マイル(CLUB-Aカードは2,000マイル)付与されるので、マイルがどんどん貯まっていくのが実感できるでしょう。

特にCLUB-Aカードでは、海外旅行の傷害死亡に最大5,000万円、傷害後遺障害で最大200万〜5,000万円の保険金が受け取れるため、万が一の備えとしても安心です。

複数枚のカードのマイルを合算できないことや、ショッピングではマイルが加算されないことなども知っておきましょう。

公式サイト:JAL法人カード

 

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ほかの法人クレジットカードと比較すると年会費が36,300円(税込)と高めに設定されているカードです。その分、充実したサービスが受けられるカードといえます。

国内外の空港ラウンジの利用や、手荷物の無料宅配、航空便遅延補償や旅行傷害保険など、ビジネスに役立つサービスが多く付帯されています。

ポイント付与率は、カードの利用100円につき1ポイントです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ANA・JALの両方のマイルに交換できます。

JALマイルの場合、3,000ポイントで1,000マイルに交換できます。ANAのマイル交換には、有料の『メンバーシップ・リワード ANAコース』への登録が必要です。

さらに『メンバーシップ・リワード・プラス』に登録すれば、年間参加費がかかりますが移行レートはより高くなるため、マイルを効率よく貯めたい人におすすめです。

公式サイト:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

 

三菱UFJカード ビジネス

三菱UFJカード ビジネスも、マイルを効率よく貯めたいならおすすめの法人カードといえます。

ポイントプログラム『グローバルPLUS』は、1年間の買い物利用金額に応じて、翌1年間の獲得ポイントを優遇します。例えば1年間で100万円以上支払いをした場合は、翌年の基本ポイントの20%が加算される仕組みです。

1,000円につき1ポイント貯まるグローバルポイントは、JALマイレージバンクのマイルへの無料移行手続きで、200ポイント=400マイル(100ポイント単位)として加算されます。

マイル目的以外にも、JALオンライン専用運賃『eビジネス』や『JALビジネスきっぷ』など割引運賃が利用できたり、Visaを選べば法人価格や数量割引が適用されたAmazonのサービスを受けることができます。

公式サイト:三菱UFJカード ビジネス

 

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マイルを効率よく貯めるには?

マイルを効率よく貯めるには?

法人クレジットカードでマイルを効率よく貯めたいのであれば、カードを利用するシーンや店舗にもこだわることをおすすめします。法人カードでマイルを効率よく貯めるための三つのポイントをチェックしましょう。

できるだけ飛行機を利用する

法人クレジットカードを使ってマイルを効率よく貯めたいと思うのであれば、積極的に飛行機を利用するとよいでしょう。カードの利用により貯まるのがANAマイルなら全日空、JALマイルなら日本航空を使います。

飛行機の航空券を購入するときに法人クレジットカードを利用すると、航空券の料金分のポイントと、搭乗時のマイルが同時に付与されるため、マイルを貯めるには非常にお得です。

ただし、どの航空会社のマイルも貯まらない法人クレジットカードだと、通常のポイント付与しかないため注意しましょう。

 

経費は法人クレジットカードで支払う

事業を運営するうえで必ず発生する経費は、法人クレジットカードに支払いをまとめることもポイントです。備品の購入から仕入れ、設備投資まで、すべての支払いを法人カードに集約すればかなりの額になります。

事業内容によって仕入れや設備投資は必要なくとも、オフィスの水道光熱費やインターネット通信料など、事業を維持するインフラを整えるための出費は発生するものです。

必ず支払う必要のある料金であれば、法人クレジットカードで支払いをしてポイントを貯め、マイルに還元しましょう。

 

航空会社や提携店でカードを使う

法人クレジットカードでマイルを貯めたければ、カードを使う会社や店舗を選ぶことも大切です。

ANAやJALなど航空会社のマイルが貯まる法人クレジットカードであれば、その航空会社で法人カードを利用するとよいでしょう。航空券の支払いのほか、航空会社の系列店で買い物をしたりサービスを受けたりすれば、マイルの付与を受けられます。

法人カードと提携している店舗でも、商品やサービスを購入する際に法人カードを利用することで、マイルを獲得できる場合もあります。

 

法人クレジットカードのマイルの注意点

法人クレジットカードのマイルの注意点

法人クレジットカードで貯まったマイルの取り扱いには、いくつかの注意点があります。使い方によっては思わぬ損やトラブルに見舞われる場合もあるので、きちんと押さえておきましょう。

ポイントをマイルに移行する場合

法人クレジットカードの利用で貯まったポイントをマイルに移行する際には、移行手数料がかかるのが一般的です。ポイントをマイルに変える際の還元率もカードによって異なります。

ポイントをたくさん貯めても、いざマイルに移行しようとすると手数料の発生で思ったほどお得にならなかったというケースや、マイルの還元率が低すぎて想像以上にもらえるマイルが少なかったというケースもあるのです。

法人カードによってはマイルに交換できるポイントの下限を設定している場合もあり、端数のポイントが無駄になってしまう可能性があります。カードによっては、ポイントからマイルへの交換そのものができない場合もあるのです。

 

個人利用は避けるべき?

法人クレジットカードで貯まったマイルは、できるだけ個人利用しない方が好ましいでしょう。法人クレジットカードがあくまで事業用のカードという位置づけのためです。

現在のところ、法人クレジットカードで貯まったポイントやマイルの利用を規制する法律はありません。

しかし法人が年会費を支払って法人カードを維持し、事業を運営して発生した結果、付与されたマイルを個人が利用するということは、その個人に対する贈与に当たるという考え方もあります。

しかし、法人カードといっても、決済口座が法人口座になっている以外は、社長個人名義のカードです。したがって、利用によって取得されるポイントは社長個人のものです。社長個人のものを社長個人が使うのであれば贈与の問題は発生しません。

法人クレジットカードで貯まったマイルは、あくまで事業運営のために使う方針としておくのが安全だと思いますが、仕組み自体について正しく理解したうえで、社長判断で利用する道もあるとは思います。ただ、例外として法人カードの中にはポイントが個人カードへ移行されるものもあります。例えば、『楽天ビジネスカード』は『楽天プレミアムカード』の付帯カードとしてのみ発行できる法人カードです。個人カードである楽天プレミアムカードにビジネスカードのポイントも付与されるため、個人カードでポイントを使用することが可能です。

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まとめ

マイルは飛行機での移動の際はもちろん、商品やギフト券などさまざまなものに交換できます。法人クレジットカードを経費の支払いの際に利用すれば、効率よくポイントを貯めてマイルに交換できるでしょう。

法人カードを選ぶ際には、年会費や手数料、利用限度額に注目するほか、特典やサービスなど自分のビジネスにいかに役立つかも確認しましょう。

ANAとJALのどちらのマイルを貯めたいかによっても、カードの選択肢が変わります。上手に法人カードを選び、賢くマイルを手に入れましょう。

法人カード(個人事業主クレジットカード)

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