そんなこと聞かれてもどんな違いがあるのかよく分からない、という人が多いと思います。
経費の仮払いと立替はどのような違いがあるのでしょうか?
いずれも法人(又は個人事業主)と従業員との取引であることに違いはありません。
まずは経費の仮払いです。
仮払いですから、先にお金を支払います。
これは仮に支払うお金ですので、まだどんな費用になるのか実際にいくらかかるのかが分かりません。
その後、「仮払精算」によって、どんな費用なのか、いくらかかったのか、お金が余ったのか、不足したのかが分かります。
一方、経費の立替です。
これは、先に費用と金額が確定します。
つまり、社員は「経費精算」によって自分が会社のために立替えて支払ったお金を会社に請求します。
これによって費用と金額が明らかになり、会社は社員が立替えたお金を支払います。
上記の通り、それぞれメリット、デメリットがあります。
仮払いと立替の違いを理解したうえで、どちらの方法をとるか、両方を採用するのかはお任せします。
ただ、現金を管理しなくて済むということは、大きなメリットであることは間違いありません。